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2014年7月13日(曰)四條畷学園大学で第29回の研修会を開催しました。
 
参加数は20組、たぶん過去最多でした。
 
まずはこれを読んでみて下さい。参加された方の感想です。
「回復期病院を退院して2ヶ月目に最初参加させて頂きました。ある程度覚悟はしていましたが、研修会に2回目、3回目と参加したところ、目に見える動きにはあまりプラスの変化がなく、ただ動くようになっただけで使える手になるのは夢なのか、と悩むときも出てきました。」この思いを読み、私もドキッとしましたが次の言葉続きます。
「今回10回目の参加です。川平法の辞め時を考えないといけないのかな…と、思ったのは2回目、3回目くらいで、それ以降は触っている手に彼の筋肉や関節の動きの変化を感じられるようになり、毎回課題を持って研修会に来れるようになりました。
 今回も本にはない形の足通訓練を教えて頂けました。『やさしい図解川平法』だけではないアレンジやバージョンアップの形は、やはりDr.やセラピストさんのご経験があってこその判断になると思います。こちらの研修会があるおかげで、うちに必要な川平法を知ることができます。これからも研修会がずっと続くことを願い、毎回楽しみに参加させて頂きたいと思っています。今日もすてきな会をありがとうございました。」
 
たぶんボランティアで来て下さっているセラピストさん、そして我々スタッフもこういう声に励まされ、日々を過ごしています。
 
 

今日は情報交換会に残って下さったセラピストさんから、お声を頂くこともできました。そのお一人、おひとりの真摯な気持ちが伝わってきて、とても良い時間を過ごせました。

今回、複数のセラピストさんからのお話です

 

急性期、回復期病院で最長6ヶ月までと言う縛りがある為、その後、在宅や復職された方が、今、どのような生活をされているのか、何処に困っているのかを知る事が、今回の研修に参加してみて分るような気がします

2014年6月22日に第18回「川平法を自分達で」奈良教室を開催しました。


今回も13組の方々が参加され、下肢を中心に教えていただきました。介助をされている奥様からは、やはり慣れていても下肢の重さは応える様子で、「上・下・上・下・ふぅ~」と「やっぱり重い!」との声も聞こえてました。萩原先生からは、1~2時間、毎日まとまった時間を取るのが大変なら、10分でもよいのでちょっと空いた時間を利用して、毎日やった方が良いとの話がありました。皆さんこれから蒸し暑くなり大変だけど、毎日10分を続けましょう。熱中症に注意して頑張っていきましょう。
情報交換の場では、転倒予防の補助靴下と補助ベルトの紹介あり、皆さん興味を持ってサンプルで体感されていました。
そのほかにメンバー皆さんの持っている自助具の紹介がありました。爪切りでは、右の手で、右の手の爪が切れる爪切りや、麻痺した手で扱える爪切り、麻痺して動かない指を伸ばして固定して爪を切る台、麻痺した指の訓練用の道具、温泉など広い風呂に入るときに足につける滑り止めなどが紹介されて、皆さん興味津々、色々質問が飛んでいました。 

 

施術の様子

今回は、下肢のパターンを行いました。 川平法のコツは、力まず滑らかな運動が理想です。
変法になりますが、運動を止めてじっと保持してみたり、ゆっくりしてみたりなど、バリエーションを増やしても良いですよ。・・・大窪先生

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